|
||||
昔々、MSV(モビルスーツ・ヴァリエーション)華やかりし頃(要するに『ZG』より前)、バンダイの『模型情報』誌上(だったと思う)で、ザクワーカーの作例がありました。確か、草刈健一氏の作例だったと思います。違っていたら、ごめんなさい。 それを見たとき、自分もこんなものを作ってみたいなあ、と思ったものです。私はどうやら、パワーショベルとかそういうものが好きなようで、当時のMSVの中でもMS-06Vザクタンクが大好きだったり。当然、ザクワーカーも好きでした。 しかし残念ながら、キット化の予定はあったものの、結局キット化されず、そして当時の自分にはそんな技術があるはずもなく、いつしか『ZG』以降のプラモデルに目が行ってしまい、忘れていきました。 ところが、2006年、ガンプラコレクションという商品がコンビニに並んでいて、思わず買ってしまい、中から出てきたのは、なんと当時キット化されることなく終わったザクワーカー。これを見たとき、「ザクワーカーを作ってみよう」という気持ちが一気に高まり、それでも少し迷った後(暁制作中)、MS-05ザクTかMS-06F2か迷ったあげく、後者を選びました。その選択は正解だったようです。 コンセプト なるべくキットのパーツを活かす、ということを心がけました。そのため、キットのパーツは(今まで作品とは違い)結構残っています。 方向性としては、ザクF2にザクワーカーの記号を加えていく、というものです。そのため、元の設定とは随分と違うところもあります。 2007年制作 |
||||
完成品はこちらのページ |
全身像 こうやってまとめてみると、なかなか格好の良いプロポーションになってしまったかも。 |
|||
全身像第2弾 前回(上)と比べると、右腕のスコップが大きくなっています。手も設定の物になりました。 また、胴体のボールジョイントが壊れたので、胴体部分はポリキャップ接続に変えて、胴体が太くなり、伸びました。 アングルのせいかもしれないけれど、かっこよすぎるかも。 |
|||
全身像第3弾 前回(上)とプロポーションの変化はなく、ディテールだけ加えました。この状態から少しだけディテールを加えてあります。 洗浄して、塗装すれば完成です。 |
|||
頭部はキットを改造して旧ザクの形へ。 コクピットブロックはプラ板から作成。 コクピットブロック下の動力パイプ基部はキットのパーツを元に作成。胴体側の受けパーツもスカートに付くパーツから作成。 各部ディテールも、プラ板やプラマテリアルから。 |
|||
背中の荷台はプラ板とプラマテリアルから。 腰の荷台もプラ板とプラマテリアルから。バズーカラックに取り付けるようにしました。 |
|||
右腕のスコップはスライド式ではなくて、クランク式にしました。 左腕のウィンチは関節パーツを裏打ちしてから薄く削って、プラ板で作ったカバー(前腕パーツと一体化)で覆うようにしました。ディテールはプラ板とプラマテリアルから。ワイヤーは手芸用のチェーン(東急ハンズで見つけた)から。オーバースケール気味です。もっとスケールにふさわしいワイヤーもあったのですが、見栄えはこっちの方が良かったので、チェーンにしました。 |
|||
スコップは前回よりは大型化。見栄え優先です。 | |||
手は設定の構造の物を作りました。プラ板、プラ棒より。 前後どちらに腕を動かしても、作業が出来る、という設定らしいのですが、こんな指では細かい作業は出来ないでしょうね。 それに、ザクのマニュピレーターはほぼ完成型だというのならば、こんな手は改めて作ってまで必要ないかも(だから、最初は作らない予定だった)。 逆に、これを制御するソフトを作成する方が大変かも、なんて考えてしまいます。 |
|||
脚部はキットのフレームを活かしています。大腿部は動力パイプを取り付ける部分をふさぐパーツを取り付けました。 臑と膨ら脛は、前半部をキットパーツを切り刻んだものを基準にして、プラ板、プラ棒、プラマテリアル、アルミの針金、エポキシパテより作成。 足首はキットのまま。 |
|||
完成品はこちらのページ | |||
プラモデル、ガレージキット INDEX のページに戻る。 |